薬剤部

薬剤部

薬剤部のご紹介

病院の基本理念である患者さん中心の医療」を基に、チーム医療の一員として医薬品の適正使用を支援し、より良い薬物療法に貢献することを責務と考え業務の展開をしています。薬剤師が医薬品を通じて、医療の質と患者さんのQOL(生活の質)の向上に関与し、信頼されるよう薬剤部一同研鑚を重ねています。

スタッフ

薬剤師 32名(育児休業取得中3名を含む)
薬剤師     (臨時職員) 4名
薬剤助手 4名
治験コーディネーター 1名

業務内容のご紹介

調剤業務(調整室)

当院では原則として外来患者さんのお薬は院外処方となっており、調剤室では主に入院患者さんのお薬を調剤しています。
調剤時には、用法・用量や飲み合わせなどに問題がないか確認し、医師や病棟スタッフと連携をとりながらひとりひとりの患者さんに合わせた薬物療法を提供できるよう努めています。正確かつ迅速にお薬を準備できるよう、システムによる処方チェックやバーコードによる監査を利用して効率的で確実な業務を行っています。
処方箋には検査結果の一部を印字し、主に腎機能に応じた用量調節にも配慮しています。

調剤業務(注射室)

注射室では主に入院病棟や外来化学療法室で使用するお薬を調剤しており、注射薬自動払出機(アンプルピッカー)を用いて患者さんごとに1施用分ずつセットした状態で各部署へ払い出しています。 薬剤師は注射薬の投与が適切に行われるよう、用法・用量、投与経路、投与速度および配合変化などについて、システムによるチェック機能を利用したり、各患者さんのカルテや検査結果を参照しながら調剤を行っています。 抗がん剤については、製剤室担当薬剤師や病棟担当薬剤師がさらにもう一度確認を行い、混合調製した後に各病棟へ搬送しています。

製剤業務(製剤室)

製剤室では主に「院内製剤の調製」や「抗がん剤注射の混合調製」を行っています。院内製剤とは薬剤師により病院内で調製され、その病院に限定して使われる薬剤のことです。販売されている医薬品では対応できない場合に使用が検討されます。抗がん剤の調製時には、治療レジメンをもとに用法・用量、投与スケジュールなどをよく確認し、安全に治療が行えるよう十分に配慮することが必要です。近年、抗がん剤治療の件数は右肩上がりに推移している状況です。そのため、製剤室には「がん薬物療法認定薬剤師」を2名配置し、治療レジメンの管理はもちろんのこと、患者さんへの説明・指導なども行っています。

薬剤管理指導業務(病棟業務課)

当院では各病棟に1~1.5人の専任薬剤師を配置しており、各階にあるサテライト薬局を拠点として医師や看護師など他職種と連携しながら安全で適正な薬物療法を推進しています。調剤室や注射室から払い出されたお薬は、再度、病棟薬剤師がカルテの記載内容や検査結果などをもとに詳細にチェックを行います。患者さんが持参されたお薬との飲み合わせも確認しています。
ベッドサイドでは、患者さんが薬を正しく使えるよう薬効、使用方法、注意点などの説明を行ったり、薬に関する患者さんからのご質問やご相談に応じたりしています。

医薬品情報管理業務(医薬品情報室)

医薬品に関連する情報の収集と提供、スタッフからの問い合わせへの対応、副作用情報の収集および報告などを行っています。常に調剤業務や病棟業務との連携を意識し、院内における医薬品の安全で適正な使用に努めています。近年では、電子カルテや部門システムの医薬品マスタ整備などを通じて、医療安全や業務の効率化にも貢献しています。
製薬会社の方が当院をご訪問いただく際には、Dr.JOYを利用しアポイントを取っていただくようお願いしております。ご理解・ご協力のほどお願い致します。Dr.JOYの利用方法については、医薬品情報室前に設置された資料をご参照ください。

治験業務(治験管理室)

新しい医薬品の製造・販売の承認を得るために実施する臨床試験を「治験」といい、当院でも希望される患者さんにご参加いただいて、薬として認めてもらうために必要な情報を収集しています。治験管理室では当院の薬剤師およびCRC(治験コーディネーター)のほかSMO(治験施設支援機関)より派遣されたCRC数名が協力して円滑な治験実施をサポートしています。また、「製造販売後調査」、「臨床研究」や「がんゲノム医療」についても必要な支援を行っています。


※当院で実施中の治験・臨床研究についてはこちらをご覧ください。

製造販売後調査に使用する書式
  • 様式1_申請書(実施)201904.docワードファイルですPDFです
  • 様式2_申請書(変更)201904ワードファイルですPDFです
  • 様式3_終了報告書201904ワードファイルですPDFです
  • 様式4_製造販売後調査実施契約書201904ワードファイルですPDFです
  • 様式5_製造販売後調査等変更契約書201904ワードファイルですPDFです
  • 様式6_副作用・感染症調査実施契約書201904ワードファイルです

その他

上記でご紹介した内容のほか、以下のようなさまざまな業務に取り組んでいます。

    ・チーム医療への参加

    ・オペ室業務験管理業務

    ・がんゲノム医療への参加

    ・入退院センターでの活動

    ・医療安全への寄与

    ・薬学生実務実習

    ・災害救護活動

教育・研修など

研修施設認定

・日本医療薬学会 認定薬剤師制度研修施設

・日本医療薬学会 がん専門薬剤師教育施設

・日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師研修施設

・日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士認定教育施設

資格取得の状況

  
資格 取得者数
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 6名
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 3名
日本病院薬剤師会 感染制御専門薬剤師 1名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 8名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 4名
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 1名
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 2名
ICD制度協議会 ICD資格取得薬剤師 1名
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 3名
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 2名
日本医療情報学会 医療情報技師(初級) 1名
日本糖尿病療養指導士 3名
日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト 2名
博士(薬学) 2名

薬剤部主催の研修会

定期的に以下のような研修会を実施しています。

  • 医薬品情報室主催の部内研修会(1~2回/月)
  • 当院医師を講師に迎えての部内研修会(適時)
  • 他職種との合同研修会(適時)
  • 地域保険薬局との合同研修会(1~2回/年)
  • 保険薬局のみなさまへ

    疑義紹介の方法について

    薬剤部では疑義照会の取次ぎ・回答は致しておりません。

    当院発行の院外処方箋の内容について疑義がある場合には、処方医に照会を行ってください。

    院外処方箋への検査値の記載について

    当院では、検査値の一部や身体情報(身長、体重、体表面積)を処方箋の右側に記載しております。

    これにより、患者さんに合わせた適切な処方がなされているか、副作用が生じていないかといった事項を確認しやすくなっています。

    ※本人のご希望により検査値などを非記載となるよう設定している場合も稀にあります。

    処方箋見本はこちら(クリックで詳細)

    がん化学療法レジメンの公開について

    当院でがん化学療法を受ける患者さんの適正な投与管理を目的として、がん化学療法レジメンを公開しています。

    レジメンの一覧はこちらを(化学療法センター)をご覧ください。

    外来化学療法に関する地域薬局合同研修会

    現在、ご案内する研修会はありません。

    薬剤部採用について

    現在、薬剤師を募集しています。

    募集要項はこちらをご覧ください。

    薬剤部の見学会について

    薬剤部見学会はこちらをご覧ください。

    薬剤部紹介動画

    紹介用の動画を作成しましたので、ぜひご覧ください

    職員からのメッセージ

  • 当院はDPC特定病院群(旧DPCⅡ群)に分類され、大学病院本院に準じた診療密度と一定機能を有する病院にあたります。そのため、業務は多岐にわたり内容も高度です。特にがん領域においては、症例も多く、分野も幅広いため、非常にやりがいのある日々を送っています。2019年には「がんゲノム医療連携病院」に指定されたため、今後さらに高度な治療に取り組む機会が増えるのではないでしょうか。がん領域に興味のある方にとっては、多くの経験を積むことのできる非常に優れた施設です。
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  • 近年、薬剤師の活動範囲はますます広がる傾向にあります。薬物療法は治療において重要な位置にあり、当院でも薬剤の専門家である薬剤師は各種チームや部署へ配置され活躍しています。薬学部卒業後も継続して知識や技術を習得して成長したいというモチベーションの高い方、お待ちしています!
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  • 当院は経営状況が非常に良いことで有名で、私の入職以前より黒字経営が続いています。こういった安定した基盤をもつ医療機関は希少で、将来への不安が少なく安心して働けることは大きなメリットであると思っています。薬剤部については転勤もなく、腰を据えて長期的な計画でキャリアアップを図れるため、とても魅力的な職場だと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう。
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  • 福利厚生なども充実しており、産休・育休を取得後に復帰して活躍しているメンバーも多数います。院内の託児所も利用できるなど、ママにとっても働きやすい職場だと思います。オバちゃんになってもやったるで~という方、ぜひ一緒に働きましょう!
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  • 以前は大学病院に勤務していましたが、家庭の事情で転居したのをきっかけに当院へ入職しました。実際に働いてみて、当院の業務内容は非常に高度だと感じます。560床と中規模の病院であるため、大規模病院のような縦割りの組織体制では経験できない他分野の業務も行うことが多く、より広い視野で薬剤師の業務を俯瞰できるようになりました。現在では医療スタッフだけでなく事務部門との関わりも多く、興味深い日々を送っています。既卒の方も即戦力として募集していますで、興味があればぜひご相談ください。

  • 卒後3年目の若手です。現在、病棟を担当するようになり悪戦苦闘しています。入職後、比較的早い段階でNSTに参加させていただいたのですが、他職種や患者さんと関われたことが病棟業務に役立っているように思います。当院は様々な専門性を持った先輩方がおられ、困った時はよく相談にのってくださいます。新人でも安心して業務に取り組むことができる環境です。ぜひ一緒に当院で働きましょう!