Japanese Red Cross Coeirty
姫路赤十字病院栄養課では、管理栄養士、調理師他総勢27名のスタッフでご入院中の患者さんが一日も早くご回復されることを願い、適切な栄養管理と安全で質の高い食事提供及び、入院・外来患者さんの栄養食事指導に取り組んでいます。
入院中の食事は治療の一環であり、患者さんの病状に応じた食事を提供し、疾病の治癒促進を図ることを目的としています。また、病院食が楽しみの一つになるよう、安全で新鮮な材料を使用し、一年の暦に合わせた行事食や、季節感を醸し出す季節食などを提供しています。薄味でも美味しく、治療に貢献できる食事が提供できるよう、栄養課スタッフ一同、日々取り組んでいます。さらに、食事でお困りの患者さんに対しては、管理栄養士が病棟訪問を行い、細やかな食事内容や栄養剤の調整を行います。
温冷配膳車を使用し、温かい物は65℃以上、冷たい物は10℃前後で朝食8:00、昼食12:00、夕食18:00に食事を配膳しています。献立作成においては、患者さんの病状、嗜好等に配慮し疾患に応じた食事内容を組み立て、地域の食材や旬の食材を積極的に活用しています。
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「焼きたてパン」
「出産祝い膳」
「産科食デザート」
当院では、医師の指示のもと個人栄養食事指導・集団栄養食事指導を行っています。
▼個々の患者さんの病態や生活習慣に適した栄養食事指導を行っています。
内容 | 糖尿病食・肝臓病食・腎臓病食・脂質異常食・高血圧食・心臓病食・膵胆食・低残渣食・胃術後食・妊娠高血圧食・肥満・ミキサー食・嚥下食・がん・低栄養等 |
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日時 | 月~金(祝日は除く) 午前・午後 1人40分枠 |
▼糖尿病教室
内容 | 糖尿病食事療法のための食品交換表の使い方・外食等についての指導 |
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日時 | 第一、第三金曜日(管理栄養士の担当) 13時~13時45分 |
※糖尿病教室は、多職種で構成される糖尿病療養支援チームによって開催されています。
他の曜日(平日)は医師・看護師・薬剤師・理学療法士・臨床検査技師による糖尿病教室です。
内容 | 小児肥満児・保護者を対象に、食生活改善・食品の選び方・摂取量等の説明を行っています。 |
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当院では常勤の管理栄養士を配置し、患者さん個々の栄養状態、健康状態に着目した栄養管理を実施しています。また、患者さんの栄養状態を判定し、最もふさわしい栄養管理を指導、提言する事で患者さんの早期回復、退院、社会復帰する事を目的としたNST(栄養サポート)の一員として積極的に活動しています。
疾病の治療には様々な方法がありますが、栄養管理はどの治療においても最も基本となるものです。栄養状態が悪ければどんな治療も効果を上げることができません。当院では平成17年6月から、多職種がそれぞれの専門技術を活かし、患者さんの栄養をサポートするチーム(Nutrition Support Team;NST)の活動を開始しました。栄養状態を改善すると共に、病気の治療効果を高め、各種合併症を予防し、患者さんの活動度や生活の質の向上などを目標に、日々活動を行っております。平成22年8月からは栄養サポートチームの加算の算定を行っています。
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、臨床検査技師など多くの職種のメンバーにより構成されています。これにより、それぞれの専門的な視点から栄養治療について考え、意見交換を行い患者さんにとって最善の栄養治療ができるようにしています。
対象となる患者さん |
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・栄養状態の悪い患者さん(Alb3.0以下) ・平均食事摂取量の少ない患者さん ・明らかな体重減少がある患者さん(1週間で1㎏以上、6か月で5㎏以上) ・手術や抗がん剤治療により栄養障害をきたす可能性がある患者さん など |
定期的に、患者さんの栄養状態を評価し、最も適した栄養療法が実施できるよう、カンファレンスや回診を行っています。また研修会や勉強会なども開催し、職員のスキルアップにも努めています。