Japanese Red Cross Coeirty
2023年2月
みなさん、こんにちは。初期研修医一年目の増田みなみです。
もう2月ということで、入職してはや一年が経とうとしていることに気づきました。一年はあっという間ですね。
今回私からは先日行われた院内ICLSについてお話したいと思います。
ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの頭文字を取った略語で突然の心停止に対して最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としています。
院内ICLSは救急部長の八井田先生やインストラクターの看護師さんの指導の元、心停止状態(CPA)の患者さんが搬送されてきた場合の対応について実践形式で研修が行われました。国家試験の勉強や学生時代の実習で何度も学ぶことですが、いざ自分たちでしてみるとなると案外難しいものでした。
本来は一年目研修医の当直が始まる6月あたりで実施されることが多いのですが、今年はコロナの影響で時期がズレにズレてこの時期になったとのことです。幸いにも私はCPAに遭遇したことが一度しかないのですが、その時のことを具体的に思い出しながら研修を受けることができ、とても勉強になりました。
BLSから復習し、緊急時の挿管やDCの使い方なども実物に触れながら勉強することができました。またグループに分かれてシチュエーションや役割を変えながら、何度も実践を行ううちに頭の中で整理され、次に何が必要か、など考える余裕が生まれてきたり、インストラクターからのフィードバックでできていなかったことも指摘していただき次に活かしたりと大変充実した時間になりました。
次にCPAに遭遇した時は、この研修で学んだことを思い出して、積極的に蘇生に参加できればと思います。
当院はこの研修の他にも、各科の先生からレクチャーをしていただいたり、エコーに精通した検査技師さんからエコーについての講義があったりと学びの場を多く設けていださっていて、非常に勉強になります。この日記を書く機会をいただいて、様々な方のご指導のおかげで充実した研修生活を送れているなぁと改めて思いました。
こんな感じで長々書いてしまいましたが、いかがでしょうか?少しでも気になった方はぜひ見学にいらしてください!研修医一同お待ちしています。
2023年2月
初期研修医1年目の崎野剛志です。
これまで研修医の先生方からは研修内容についてなど真面目な紹介が続いていたので、少し方向性を変えて僕からは姫路日赤の食堂についてお話させてもらおうと思います。
姫路赤十字病院の9階には職員専用の食堂があり、営業時間はお昼が11時から15時まで、夜は18時から22時まで開いております。メニューも豊富で、定食がお肉系のA定食・魚系のB定食、丼物にカレー、麺類と日替わりで好きなものを選べるので飽きることもありません。
本日のメニューは味噌カツ、サーモンソテー、天津飯、ポークカレー、ベーコンとピーマンのトマトスパゲティでした。ちなみに僕はA定食の味噌カツを食べました!値段はリーズナブルで味も美味しく、ほぼ毎日利用しております!お昼の休憩時間に手の空いている同期と一緒に食べたり、仲良くなった上級医の先生と一緒に利用することもあります。
姫路赤十字病院は研修内容だけではなく、働きやすい環境が充実しています。興味のある方は当院に一度見学にお越しください!
研修医一同お待ちしております!
2022年12月
初期研修医1年目の三宅雄也です。
僕からは当院の循環器内科の研修について紹介させて頂きます。
当院の循環器内科の研修では主に病棟業務、血管造影検査、救急外来での対応など多岐にわたる研修内容があります。
病棟業務では指導医の先生と相談して担当患者の治療方針や検査計画を考えます。循環器内科の先生方は皆優しく教育的で、分からないことがあれば親身になって相談に乗って下さります。血管造影検査ではCAGやPCI、その他様々な手技に助手として入ることが出来ます。また救急外来に来られた患者さんは当番の先生と一緒に診察し、診断・治療の方針決定をします。
当院の循環器内科の1ヶ月の研修は循環器内科志望の研修医も、その他の科を志望する人も学びの多い期間になることは間違いありません。
姫路赤十字病院での初期研修が開始してしばらく経ちましたが、この病院はとても雰囲気が良く、働きやすい環境だと日々実感しています。迷っている方は是非当院に見学に来てください。研修医一同心よりお待ちしています。
2022年12月
こんにちは。研修医1年目の小笠原です。
私からは麻酔科での研修について紹介させていただこうと思います。
当院の麻酔科は救急・院内急変、ICU、手術麻酔、ペインと全ての麻酔分野があります。特に手術麻酔に関しては、外科系診療科が多数あり症例数が豊富であるため幅広い領域の研修を行うことができます。
研修では主に手術麻酔を通じて全身管理を学ぶことができます。また気管挿管や胃管挿入、動脈・静脈路確保、腰椎穿刺、機会があればCV挿入、PICC挿入などを安全に行う知識と技能を学ぶことができます。
安全な手術を行うためには患者さんの背景を考え、起こりうる合併症を想定し、事前に準備する必要があります。麻酔科の先生方の指導を通して、これから医療に関わる上で必要な姿勢を学びました。
研修中は、指導医のフィードバックも多く日々成長に繋げられる環境であると実感しています。麻酔科志望の方はもちろん志望でなくても多くのことを学べると思います。興味がある方は当院に一度見学にお越しください。
研修医一同お待ちしています!
2022年11月18日
初期研修医1年目の代谷 元と申します。
この度、わたくし代谷が第109回日本消化器内視鏡学会において研修医に贈られるFresh Endoscopist Awardをいただきましたので、ご報告させていただきます。
発表に至る経緯としましては、私が消化器内科で研修していた際に、「一度学会で発表してみてはどうか」とご提案いただいたことでした。それまでは学会発表の経験などなく、不安も大きかったのですが、「人生何事も経験」ということで、思い切って参加してみました。
学会発表にあたっては、指導医の先生をはじめ通常業務で大変お忙しいにも関わらず、消化器内科の先生方が総力を挙げて抄録の書き方から、スライド作成や発表練習まで手厚くサポートしてくださり、本番に向けて周到に準備できたおかげです。そのため、本番においても緊張しすぎることもなく、無事に終えることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
今回このような賞をいただけたことは、今後の人生においての励みになるとともに、より一層身が引き締まる思いであります。今後も精進して参ります。
2022年11月5日に開催された第109回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会において、初期研修医1年目の代谷元先生が若手研究者奨励賞 (Fresh Endoscopist Award)という名誉ある賞を受賞しました。今回の発表は私が直接指導しましたのでコメントをさせていただきます。
本学会では、医学部卒後2年以内の研修医が発表するセッション(Fresh Endoscopist Session)において、優秀な演者1~2名が選出され表彰されます。選考方法については、事前に提出された演題の抄録だけではなく当日の演者のプレゼンテーションや質疑応答を座長の先生が評価して投票することで受賞者が決まります。今回代谷先生は、初期研修医21名の中から選出されました。
学会発表までには消化器内科のカンファレンスで学会練習を3回行い、院長先生をはじめ諸先生方から様々な助言をいただくことでスライドや発表内容の完成度を高めることができました。また、代谷先生も当日の質問に備えて多数の関連論文を読み込んでいました。その甲斐もあり、当日は初めての学会発表とは思えないような素晴らしいものになり、質疑にも堂々とこたえていました。代谷先生には、この受賞の経験を励みにして更なる活躍を期待しています。また、私としては他の研修医や修練医の先生方にも優秀な学会発表などができるように、今後も指導・支援をしていきたいと思います。
最後に本発表に関わっていただいた諸先生方にこの場をお借りして心より感謝を申し上げます。
第三消化器科部長 兼 研修副センター長 筑木 隆雄
2022年11月
こんにちは。研修医1年目の呉です。僕からは救急外来での研修を紹介させていただきます。
当院の救急外来では、基本的に日中は1年目1人と2年目2人の3人体制で小児科、産婦人科以外の科の患者さんのファーストタッチを行います。当院には救急専門医はいませんが、救急外来に来られた患者さんの主訴に応じて救急当番の各科の先生と診療にあたります。
普段の病棟業務とは異なり、緊迫した場面で、研修医が上級医とともに最前線に立って診察・検査・治療を行います。どんな病気を鑑別にあげ、何の検査をどのような目的で行うかといった判断が求められる場であり、やりがいや楽しさを感じながらも、まだまだ勉強しないといけないことが沢山あると日々痛感しております。
救急車が何台も重なった時は、頭の整理が追い付かないこともありました。しかし、2年目の先輩や救急外来の看護師さんは頼りになる方ばかりで、上級医の先生に気軽に相談できる最高の環境で、たくさん教えていただきながら研修を積むことができ、無事乗り切ることができました。
どの診療科を志望している方にとっても、充実した研修になることは間違いありません。少しでも当院での研修を考えている方がおられましたら、ぜひ見学にいらしてください。 研修医一同お待ちしております!
2022年7月
どうも皆さんこんにちは!
研修医一年目の大矢真巧と申します。
4月の入社式からあっという間に4ヶ月もの月日が経ってしまいました。まだまだ慣れないことばかりですが、優秀な同期や優しい先輩方に助けていただいて、なんとか日々の業務をこなすことができています。
今年の一年目の研修医は男子9名、女子5名、計14名です。みんな元気いっぱいで面白い人が多く、とても楽しく研修生活を送ることができています。
私からは今月研修させていただいている肝臓内科についてご紹介させていただきます。
肝臓内科では病棟業務のほか、肝生検、マイクロ波、TACEなどの手技を経験することができます。また、総合診療科の先生も肝臓内科にはいらっしゃるため、肝臓疾患のほか、感染症や不明熱などの鑑別の仕方など内科全般のあらゆる知識について学ぶことができます。上級医の先生方は教育熱心で優しい先生ばかりなので、とても充実した研修ができています。
この日記を読むほど姫路赤十字病院について調べておられる学生の皆さん、是非一度見学に来てください!実際に病院の雰囲気を肌で感じることで当院の魅力をさらに分かっていただけると思います!
2022年7月
こんにちは。研修医1年目の新居麗です。
私からは先日行われた縫合研修について書いていきたいと思います。
縫合研修では豚肉をヒトの皮膚に見立てて縫合・結紮の練習を行いました。
形成外科の先生方及び医療機器メーカーのスタッフの方々が見て下さっている中で行うので緊張感もあるのですが、自分の縫合に対して的確なフィードバックをいただく事ができ、大変勉強になりました。
まだ働き始めてから日が浅く今まで救急外来などで縫合を行う機会はなかったのですが、外傷を診る事もあるようなので、日々練習しいざという時に備えておきたいと思います。
当院では縫合研修に限らず、様々な研修会・勉強会が開催されており、先生方の貴重な経験を聞いたり、普段の救急対応に関してアドバイスをいただく事ができ、それをきっかけに自己学習を深めたり、日常業務に反映していくことで充実した研修を行う事が出来ています。
当院での研修に少しでも興味のある方はぜひ一度見学にいらっしゃってください。
研修医一同お待ちしております。
現在私は消化器内科をローテートしているのですが、実は4月に次いで2回目です。姫路日赤では1年目に内科6ヶ月、外科、産婦人科、麻酔科、救急、小児科、精神科をそれぞれ1ヶ月ずつが必修となっています。私は1年目に2ヶ月間選択があるローテート順になっているため、今月消化器内科、来月は緩和ケア内科をローテートする予定です。
消化器内科での研修についてはいままでいろんな研修医が語ってくれていますが、2回目にまわるとより内視鏡検査に携わらせていただけます。カメラの操作方法に始まり、模型を使って一通りの写真の撮り方、見落としのない検査の仕方について教えていただけます。
来月の緩和ケア内科では、医師、歯科医師、認定看護師さん、薬剤師さん、栄養士さんなど多職種で構成されたチーム医療を学ぶことができるようです。緩和ケアのみならず認知症ケアチームでの回診、精神科リエゾン回診などに参加することができます。どの診療科へ行っても、いつかコンサルトすることになるかもしれないチームの業務について知識を持っておくことはとても大切だと思っているので、実りのある研修ができればいいなと思っています。
志望科によらず、自分に必要な科をローテ―トできることも当院の魅力のひとつです。見学でお会いできることを楽しみにしています!
こんにちは、研修医1年目の礒金優樹です。
私からは血液内科での研修について紹介させていただきます。
まず当院の血液内科は兵庫県西部で最大の規模を誇っており、常時70名以上の患者様が入院されています。そのため白血病やリンパ腫といった悪性疾患から再生不良性貧血などの良性疾患まで幅広く1ヶ月の研修で経験することができます。また幹細胞移植も行っているので移植症例も経験できます。
血液内科では病棟業務、手技(骨髄検査、腰椎穿刺など)を経験できます。病棟には化学療法目的に入院されている患者様が多く、化学療法の副作用を学ぶ機会が多いです。中でもFNなどを通してどの診療科でも必要な抗生剤・抗真菌薬の使い方をしっかりと勉強できます。手技も研修中にチャンスがあれば自分の担当でなくても呼んでいただけるため何度も経験でき、1ヶ月後には指導医の補助なしでできるようになります。
またプラスαにはなりますが外来研修も経験できます。予診を取るところから研修医主体で行い、必要な検査を指導医と相談しオーダーします。まだ診断のついていない方を診察するので、たくさんの鑑別をあげながら必要な情報を収集するのは大変ですがとても勉強になります。
当院での研修はまだまだたくさん魅力があります。少しでも興味のある方はぜひ病院見学にいらしてください。研修医一同、心からお待ちしております!
2021年12月
こんにちは、研修医1年目の真田です。
私からは、産婦人科での研修について紹介させていただきます。産婦人科研修では、病棟管理、出産、婦人科手術を経験することができます。
当院ではNICU、母体・胎児集中治療室(MFICU)があるため、様々な病院からの紹介や母体搬送を受け入れており、幅広い産科周術期管理を学ぶことができます。1か月間、指導医とミット制で研修できるため、担当患者さんのエコーや胎児心拍モニターなどを直接指導していただきながら、学ぶことができます。また、そのまま帝王切開や術後の管理にも携わることができます。もちろん、外来での経腹エコー、自然分娩や無痛分娩も研修することができます。
また、婦人科手術の件数も多いことは当院の特徴であると思います。良性腫瘍から悪性腫瘍まで、様々な手術が行われており、術前管理から携わります。婦人科の手術は、ダイナミックな開腹手術や、腹腔鏡手術、ロボット手術を行っています。
ミット制で研修できるため、些細なことも質問しやすく、丁寧にご指導していただくことができます。見学や実習に来てもらえると、実際に帝王切開や手術にも参加できるので、少しでも興味があれば、ぜひ一度来てみてください。研修医一同楽しみにしています。
2021年11月
こんにちは、研修医1年目の藤田です。
私からは循環器内科での研修と研修全体について紹介させていただきます。
循環器内科では主に病棟管理、カテーテル治療、救急外来対応の主に3つを経験します。 病棟管理では検査や処方等を上級医と相談しながら指示を出し、カテーテル治療では実際にCAGやPCI、ペースメーカー留置、アブレーションなど実際に入らせていただき介助を行います。また当院の救急外来では循環器内科の患者さんは基本的に循環器内科が対応しており、心不全や心筋梗塞や不整脈といった疾患を初期対応から行います。どの診療科に進もうと、循環器病態を理解することはある程度求められるため、非常に有意義な毎日を過ごしています。
当院での研修医は、基本的には一例一例着実に症例を経験することができます。また先輩の研修医や上級医の方々も丁寧に指導してくださるため、研修医特有の「誰に相談すればいいのだろうか」という悩みはあまりありません。仕事外においても姫路駅が近くアクセスは比較的良いため、研修医にとって素晴らしい環境であると思います。
当院での研修をすこしでも考えている方がおられましたら、一度病院見学に来てみてはいかがでしょうか?文面だけではないものを感じていただけるはずです。
こんにちは、研修医1年目の川口です。
私からは、消化器内科での研修について紹介させていただきます。
消化器内科では、主に内視鏡検査や治療について学びます。姫路市内の開業医さんからの紹介も多く受けており、たくさんの内視鏡検査に入ることができました。
午前は主に上部内視鏡、午後は下部内視鏡をしています。初期の胃がんや大腸がんに対してのESDを行う症例も多く、デバイスを扱う助手として治療に参加します。鎮静がかかった患者さんの内視鏡であれば少し経験する機会もあるかもしれません。
その他にも、病棟業務も多く学ぶことができます。漢方薬の使い方など、他の内科とは違った薬の使い方を知ることができました。
また、1ヶ月のうちに1度、抄読会で発表する機会があります。英語の論文を読んで、まとめて、先生方の前で発表します。今後必ず必要になる力なので、とても良い経験になりました。
研修が始まって半年経ち、少しずつ慣れてきて、私も仕事を楽しむ余裕も少しだけ出てきました。姫路赤十字病院は、先生方やコメディカルスタッフの方々もみんなとても優しく指導して下さいます。ぜひ一度、見学に来てみてください。研修医一同楽しみにしています。
2021年9月
私は現在精神科をローテートしているのですが、吉本さんが精神科の魅力をたくさん伝えてくれているので私からは今まで半年間の研修医生活について書こうと思います。
まず初めに研修医生活は自分が想像していたより楽しいです!学生の時は「うわー、もうすぐ働かなあかんやん…」とどん底にいる気分でしたが、実際働き出してみると、1ヶ月ごとに科が変わることもあり、毎月慣れないことばかりで慣れるのに必死で毎日が一瞬で過ぎて行ったように思います。
4、5月は全員内科ローテから始まり、この最初の2ヶ月は2人か3人ずつ同じ科を一緒に回るので、本当に心強いです。右も左も院内の構造さえよくわかっていなかったですが、先生方や先輩が優しく丁寧に何でも教えて下さいます。6月からそれぞれバラバラの科で研修させていただくようになり、この頃から当直が始まりました。当直も実際入る前はどのようなことをすれば良いかイメージがつかず、初めての当直の前日、私はなかなか緊張で寝れませんでした。実際入ってみると、その日の当直の上級医の先生方、2年目の先輩方と入らせて頂くので何も心配することはありません!月4回程度当直をしながら、1ヶ月ごとに新しい科を回らせていただいています。15名の同期は個性豊かなメンバーで、空き時間や休みの日も和気藹々と楽しく過ごしています。
実際に姫路日赤の雰囲気を見てもらいたいです!研修医一同、心待ちにしております!
2021年8月
こんにちは、研修医1年目の古川智英子です。
私からは現在研修をしている外科について紹介したいと思います。当院の外科は手術症例数が非常に豊富で、研修医は消化管・肝胆膵を中心に日々手術に入っています。手術中では縫合や、腹腔鏡のカメラ持ち等重要な仕事を任され、助手として手術に参加しています。
術前には毎朝行っているカンファレンスで自分が担当になっている手術について発表します。病歴・検査からどのような病期となり、術式の決定に至ったかを整理して発表し、患者さんの病態・治療への深い理解につながる有意義なカンファレンスです。また、手術以外では朝のチーム回診や抄読会もあり、手技だけでなく学ぶ機会が多くあります。
上級医の先生とミット制で患者さんを担当しているので、術前から周術期管理まで幅広く一緒に学ぶことができます。外科の先生方は、どの先生も優しく丁寧に指導してくださるので、忙しいながらも日々充実した研修をおくっています。
1年目の4、5月は全員内科をローテートするのですが、6月からは内科のみならず外科や小児科など、あらゆる診療科で研修を行っていきます。私は6月に産婦人科、そして7月は姫路赤十字病院を離れ、高岡病院で1ヶ月間精神科研修をしています。高岡病院は姫路市の精神科医療の中核を担う病院で、研修内容としては統合失調症、気分障害、認知症などで入院されている患者さんの日々の診察に加え、併設されたクリニックを訪れる初診患者さんの問診を主に行います。
精神科の患者さんは客観的に病状を評価できる手段が少なく、表情や会話内容を通して治療効果を見ていくため、身体科の患者さん以上にコミュニケーションが重要になってきます。信頼関係を築き、必要な情報を得るためにどのように患者さんと接すれば良いのか、診察時の声のかけ方や質問の言葉の選びはどうすればよいのかなど、日々先生方から多くのことを学ばせて頂いています。
また月に2回ほど姫路赤十字病院で行うリエゾンでは、せん妄や不眠に関する相談に対し、専門の先生方がどのように診療を行っていくのかを学ぶことができます。せん妄の予防法や対処法、睡眠薬の使い方は今後どの診療科に進んでも必要になる知識ですし、精神科志望でない人にとっても非常に学びの多い研修になると思います。
2021年8月
こんにちは。研修医1年目の高橋です。私からは救急外来での研修をご紹介させていただきます。当院の救急外来では、日中は1年目1人2年目2人の3人体制で小児科、産婦人科以外の全ての科の患者のファーストタッチを行います。当院には救急専門の先生はいませんが、救急外来に来られた患者の主訴に応じて救急当番の各科の先生と診療にあたります。
普段の病棟業務と異なり、緊迫した場面で研修医が最前線に立って診察・検査・治療を行います。どんな病気を鑑別にあげ、何の検査をどのような目的で行うかといった判断が求められる場であり、やりがいを感じながらも、まだまだ勉強しなければならないことが沢山あると日々痛感しております。
6月から当直も始まり、慣れないことも多いです。救急車が何台も重なると、頭の整理が追い付かないことも正直ありました。しかし、2年目の先輩を始め、上の先生に気楽に相談できる環境で、たくさん教えていただきながら研修を積むことが出来ました。
どの診療科を志望している方にとっても、充実した研修になることは間違いないです。少しでも当院での研修を考えている方がおられましたら、一度見学にいらしてください。 研修医一同お待ちしております!
2021年7月
皆様はじめまして、研修医1年目の小丸貴生です。
私からは、研修全体の様子と、消化器内科の研修を紹介させていただきます。
私たち研修医1年目は男性6名、女性8名の総勢14名の同期とともに日々の業務に励んでいます。臨床研修センターは歯科臨床研修医1名、2年目の先輩方14名と合わせて総勢29名おり、先輩方からはたくさんの教えをいただき、同期の中では切磋琢磨しながら研修に励んでおります。
姫路赤十字病院は、指導医の先生方がたくさんおられ、大変優しく指導してくださるのが印象的です。症例や手技に関しましても、こちらのやる気次第で、非常に積極的に参加させてもらえるのが特徴だと考えております。
現在研修しております、消化器内科では、患者さんの回診等の病棟業務の後に、午前中に上部消化管内視鏡、午後に下部消化管内視鏡やERCPなどの治療を行っています。また、吐血や下血、腹痛といった消化器症状で来院された患者さんの救急対応を行うこともあります。
病棟業務も治療も救急対応も、まだまだ分からないことだらけですが、指導医の先生方が優しく丁寧に教えてくださるので、本当にありがたく、日々成長を感じられる研修となっています。
この日記をご覧になっている学生のみなさん、ぜひ一度見学にいらしてください。この日記だけでは、伝えられないこともたくさんわかると思います。
研修医一同お待ちしています!
2020年7月7日
こんにちは。研修医一年目の秋田です。私からは麻酔科での研修をご紹介させていただきます。当院の麻酔科では主に全身麻酔における麻酔の導入から維持、覚醒、回復までの一連の流れを経験豊富で知識に富んだ先生方と一緒に行っていきます。現場での判断や教科書だけでは学べないたくさんのスキルを学ぶことができ、また月の後半では麻酔標榜医の指導のもとに私たち研修医が主体性を持って麻酔を行っており、大変緊張しますが、とても勉強になります。
また、希望すれば、脊髄硬膜下麻酔やCVカテーテル挿入、末梢挿入式中心静脈カテーテル(PICカテ)挿入などいろいろな手技も指導医の指導のもとに実施させていただけたり、ICU管理やペインクリニック、緩和ケアなど勉強させてもらえます。
さらに、当院麻酔科では勉強会もあり、毎週月曜日に抄読会があり、そこでは新しい論文の内容が紹介されるため、最新の知識を得ることができます。麻酔科志望の方はもちろんのこと、そうでない方にとっても大変充実した研修ができるのは間違いないです!もっと知りたいと感じた方や興味がわいた方は、ぜひ見学にいらしてください。
研修医一同、心よりお待ちしています!
2020年6月30日
初めまして。研修医1年目の平井唯隆です。
私からは小児科での研修を紹介させていただきます。
小児一般病棟は、新型コロナウイルスの影響でずっと患者数が少なく、全病床の半分も埋まっていない状況だったのですが、6月末現在少しづつ患者さんが増えてきている印象です。
当院小児科は、中・西播磨地域の一大拠点として幅広い医療圏をカバーしており、豊富な症例が集まってきます。熱性けいれんやアナフィラキシーといったcommon diseaseはもちろん、川崎病やクループ症候群、また非常に珍しい代謝性疾患などもみることができます。
小児科はチームで病棟管理を行っており、朝夕2回チームで病棟回診があります。質問や相談などもしやすい雰囲気です。
問診や身体診察の仕方など同じチームの先生からフィードバックを頂ける機会も多くあり、充実した研修をさせていただいています。週に1回ある研修医カンファレンスでは実際に救急外来で自分が経験した症例について、主訴、現病歴から鑑別診断に至るまでディスカッション形式で勉強することができます。問診や身体診察で意識すること、必要な検査は何か、どういう「思考プロセス」を経て鑑別疾患を挙げていくかを学べます。小児志望の方はもちろん、志望でなくとも多くのことを学べると思います。
研修病院を迷っている学生さんがいましたら、是非一度姫路赤十字病院に見学にお越しください。研修医一同お待ちしております。
2020年6月29日
研修医1年目の横田佳奈と申します。
小児科の当直についてお話します。
小児科の先生方は、グループで患者さんをみています。自分が配属されたグループの先生と一緒に当直や日直をします。今月は当直を3回、日直を1回しました。患者さんは救急車で来たり、急病センターやかかりつけ医からの紹介で来たりします。発熱やけいれんの患者さんが多いです。1人で鑑別を考えて診察をするのはなかなか難しいですが、先生が教えてくださります。主訴から系統的に病気を考え、必要な診察・検査を行うのはとても勉強になります。
当院は診療科の数が多いため、志望科が決まっている人にもこれから決める人にも良い病院だと思います。来年当院での研修が決まりましたら、何卒よろしくお願いします。
2020年6月26日
こんにちは。臨床研修医1年目の黒田修平です。
コロナが蔓延するなか、今年4月から姫路赤十字病院で初期研修を始めて早2ヶ月が経ち、慣れないながらも日々懸命に研修に励んでいます。
今年の研修医は私を含めて14名、男性8名、女性6名とバランスの取れたメンバーになっています。4~5月は全員内科をローテートしていましたが6月からはバラバラになり、私は現在、循環器内科で研修を行っています。
循環器内科では1日の始まりはまず、ICU回診、担当患者さんの回診から始まります。入院されている患者さんの状態を確認し、その日に行うべき検査や治療を指導医の先生と確認します。
その後は血管造影室に移動し、CAGやPCI、カテーテルアブレーションなどを行います。幅広い疾患の患者さんを診ることができるとともに、数多くの手技を体験することができ学びの多い1ヶ月となっております。
研修病院で迷っている学生さんがいましたら、是非一度姫路赤十字病院に見学に来てください。
研修医一同心よりお待ちしております。
研修医1年目の友實です。
僕からは内科研修について書きたいと思います。
消化器内科は午前中に上部消化管内視鏡、午後に下部消化管内視鏡やERCPなどを行い、その他の時間で病棟業務を行っています。絶食中の輸液や食事の管理などの必要な方が多く、他科でも役立つ知識を教わることができます。
肝臓内科では肝疾患全般を上級医の先生と一緒に担当します。肝臓内科の先生はとても教育熱心な先生が多く、肝臓疾患に限らず色々なことを教えていただけます。良い症例があれば学会発表などの機会もあるかもしれません。
血液内科では、造血器腫瘍の化学療法が中心ですが、意外と腰椎穿刺や骨髄穿刺などの手技を勉強することができます。腰椎穿刺は髄膜炎などの救急疾患でも行うことがあるので、機会があれば是非参加させてもらってください。
呼吸器内科では入院患者さんの管理と気管支鏡の補助、胸腔穿刺などの手技の見学や補助を行うことができます。研修中には慢性疼痛のある患者さんを担当することも多く、ペインコントロールについても学ぶことができます。
腎臓、膠原病、糖尿病内科の研修ではそれぞれの指導医の先生につきながら幅広い疾患を経験することができます。特に糖尿病は患者さんの数も多く、科に関わらず必要な知識を学ぶことができます。
2020年6月25日
こんにちは、研修医1年目の小坂麻耶です。
私からは現在研修させていただいている外科について紹介したいと思います。
当院の外科は普段症例数がとても多く、消化器外科を中心に日々手術に入らせて頂いています。臨床的診断や外科的手技、術後管理など学ぶことも多く、忙しくも充実した日々を過ごしています。
術前には自分が担当になっている手術についてカンファレンスで発表します。また週に1回抄読会が行われ、私たち研修医も研修中に発表させて頂き先生方とともに勉強させていただく機会があります。
この病院の外科の先生方はとてもフレンドリーで教えていただける機会も本当に多いので外科を志望している学生さんも、志望科を迷っている方も、是非一度、姫路赤十字病院に見学に来て下さい。
研修医一同、お待ちしています!
2020年6月15日
皆様はじめまして、研修医1年目の西坂直人です。
1年目研修医を代表しましてメッセージを書かせていただきます。
私たち研修医1年目は総勢14名の個性豊かな同期とともに日々の業務に励んでいます。臨床研修センターは歯科臨床研修医2名、2年目の先輩方14名と合わせて総勢30名と賑やかに、そして互いに刺激し合いながら日々精進しています。 姫路赤十字病院では指導医数も多く、私たち研修医は基本的には1診療科を1人で回ることが多いため上級医から学ばせて頂く機会が本当に多いと感じており、加えて処置や手技にも積極的に参加させていただいています。またこの病院では姫路市だけではなくその周辺の地域からたくさんの患者さんを受け入れており、common diseaseを中心に多くの症例を見ることができます。入院される患者さんだけでなく救急でも、よく見る疾患を多く経験でき、また上級医の先生のバックアップも充実しており他科への先生にも相談しやすいです。
上級医の先生が教育熱心に指導してくださるだけでなく、医師以外のメディカルスタッフの方々も指導や助言をしてくださることも多く働きやすさを感じています。
私たちはこの2年間を医師としての経験や知識などを学んでいくことに精進していくのはもちろんのこと、一人の人間として患者さんのそれぞれ異なる背景や悩みに対して自分にできることを常に模索し学び考えることにも重点を置いて日々の診療に取り組んでいます。
医師としても社会人としても1年目でありまだまだ未熟な私たちではありますが、患者さんに寄り添える、患者さんに信頼される医療者を目指し、またこの社会の現状において、より早く貢献できるよう研鑽を積んでいきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
2020年6月12日
初めまして。研修医1年目の宮澤慶子です。
私からは、産婦人科の研修について紹介させていただきます。
私は、4,5月は内科をローテートし、現在産婦人科での研修を行っています。
経膣出産の介助をさせていただいたり、婦人科腫瘍から帝王切開に至るまで数多くの手術に助手として参加させていただいたりと、忙しい中でも先生方は熱心に指導してくださり大変充実した研修となっています。
研修中に不安なことがあったとしても、先生方、スタッフの方々はお優しい方ばかりですし、同期や先輩にもとても相談しやすい環境ですので、まだ研修医生活は始まったばかりではありますが、姫路赤十字病院で研修できてよかったと思っています。
この日記をご覧になっている学生のみなさん、姫路赤十字病院での研修を少しでも考えていらっしゃるならぜひ一度見学にいらしてください。
研修医一同お待ちしています!
2019年7月4日
こんにちは。臨床研修医1年目の篠崎です。
姫路も梅雨入りし、じめじめとした暑さと戦いながら日々研鑽に励んでいます。
さて、私からは救急外来での研修を紹介させていただきます。
救急外来では研修医は産婦人科、小児科の患者さん以外の患者さんのファーストタッチを行います。
産婦人科、小児科の患者さんはそれぞれ産婦人科、小児科の先生が診察を行います。
患者さんが来られたら、バイタルの確認、問診を行い、必要な検査を考えオーダーを行います。
姫路赤十字病院には救急科はありませんが、毎日救急当番の先生がおられるため当番の先生に相談しながら患者さんの診察を行っています。
私が研修していた月は2年目の先輩も研修されていたため先輩にたくさん教えていただきながら研修が積めました。
同じ月から当直も始まり、当直も同じ業務となるため朝から晩まで救急外来で研修を積みました。
先生方はとても優しく指導してくださるので、困ったときも相談しやすいです。
研修病院で迷っている学生さんがいましたら是非、姫路赤十字病院に見学に来てください。
研修医一同お待ちしています。
2019年6月17日
初めまして。臨床研修医1年目の石村です。
入社から早くも2ヶ月が経過し、慣れないながらも懸命に日々研修を行う毎日です。
さて私からは消化器内科での研修を紹介させていただきます。
1日の始まりはまず、担当患者さんの回診から始まります。入院されている患者さんの状態を確認し、その日に行うべき検査や治療を指導医の先生と確認します。
その後は内視鏡室に移動し、午前中は上部消化管内視鏡検査を、午後は下部消化管内視鏡やERCPなどを行います。特に早期癌に対するEMRやESD、ERCPなど専門的で高度な治療が目の前で行われておりとても貴重な経験になります。
私も研修が始まった4月に右も左もわからないなかで研修させていただきましたが、病棟業務や内視鏡操作など基本から丁寧に指導していただき、現在の研修医としての基礎になっていると感じています。
現在1年目は医科研修医14名と歯科研修医1名で、優しく頼りがいのある2年目の先輩方にご指導いただきながら、お互いに切磋琢磨しつつ充実した研修医生活を送っています。
研修病院を迷っている学生さんがいましたら、是非一度姫路赤十字病院に見学に来てください。
2019年2月22日
こんにちは。研修医1年目の岡田です。
まだまだ寒い日が続きますが、私たち研修医は寒さにも負けず日々研鑽に励んでおります。
6年生の皆様は国試お疲れ様でした。今はゆっくり羽を伸ばして、また来年度からご一緒できることを心待ちにしております。
さて、私からは小児科での研修をご紹介させて頂きます。
当院小児科には、西播磨医療圏という広い医療圏から、実に様々な病気で困った子供たちが集まってきます。ちょっとした風邪から、重症で集中管理が必要となる子供たちまで、実に幅広い病気を診なければなりません。
そんな子供たちを、経験豊富で知識に富んだ先生方と一緒に診ることはとても勉強になりますし、現場での判断や子供の診察の仕方、不安を感じている保護者への接し方など、教科書だけでは学べない多くのスキルを学び、盗むことができます。
また当院小児科では勉強会も豊富です。毎週研修医の症例発表があり、そこでは救急外来において実際に自身で診察した症例を元に、小児科の先生方からどのように鑑別し、どのような考察を経て検査を行っていくかと言った「思考のプロセス」を一緒にカンファレンス形式で学ぶことができます。また、他病院から第一線で働いておられる先生を講師としてお招きし、最新の知見を得る機会もあります。
小児科志望の方はもちろんのこと、そうでない方にとっても実りある研修ができることは間違いないと思います。
以上にあげたのはほんの一例であり、もっともっと魅力があるのですが、紙面の都合上ここには書ききれません。
もしもっと知りたい!と感じた方やご興味のある方は、ぜひ見学にいらして下さいね。おいしい姫路の食事と共に、研修医一同、心よりお待ちしております!
2019年2月7日
こんにちは。研修医1年目の久保田菜月です。
早くも2月ということで1年目のローテートも終わりに近づきました。頼り甲斐のある先輩方との研修期間が終わってしまう寂しさを感じながらも、4月から2年目として恥ずかしくない研修ができるよう業務にいっそう励んでいます。
さて、私からは腎臓・膠原病・糖尿病内科の研修をご紹介させていただきます。
腎臓・膠原病内科では腎生検などの手技もありますが、やはり一番勉強になるのはステロイド・利尿剤などの薬剤や輸液の調整です。体内の電解質や水分バランスといった目に見えない病態を、身体所見や検査結果から推測して治療し、その治療効果も所見から推測します。当然、研修医だけで考えるのは限界がありますが、上級医の先生方は非常に相談しやすく、困った時はいつでも優しく教えていただけます。担当させていただいた患者さんの病態を丁寧に紐解いていく過程にやりがいを感じる研修です。
また糖尿病内科では内科の患者さんの他に、並診という形で他科の周術期の患者さんや小児患者さんの血糖管理も学ぶことができます。研修医も自分でインスリンスケールを設定し、指導医に確認していただきながら毎日スケールの見直しを行います。血糖管理は将来どの診療科を専攻しても必要になる知識なので、専門医のもとで毎日フィードバックを受けられるのは貴重な経験です。
最後になりましたが、当院は西播地域から広く患者さんが集まるため、一般的には珍しい膠原病の症例も学ぶことができます。もし興味がある学生さんがいらっしゃったら、ぜひ一度見学にお越しください。お待ちしています。
2019年1月24日
こんにちは。研修医1年目の原山由莉です。
姫路赤十字病院で初期研修を始めて早10ヶ月が経ちました。
私は最初の半年間で内科をローテートした後、麻酔科、小児科、救急外来を回り現在産婦人科で研修させていただいています。どの科の先生もとても丁寧で優しく指導してくださり、毎日充実した研修生活を送らせていただいています。私の志望科は内科か精神科ですが、初期研修の間は自分の志望科ではない科を回り幅広くいろんな科の勉強をできるのも魅力の1つです。現在産婦人科では胎児超音波を体験させていただいたり、経膣出産の介助や、助手として手術にも多数く参加させていただいたりしています。どの科を回ってもいろいろな経験をさせてもらえるので充実した研修になると思います。また姫路赤十字病院は病院スタッフ、コメディカルの方々含め元気で優しい方々が多く、とても明るい職場だと思います。研修医も1学年14人在籍しており、困ったことがあっても2年目の先輩や同期にとても相談しやすい環境です。
初期研修病院を迷っている人がいればいつでも見学にいらしてください。
お待ちしています!
2018年12月27日
こんにちは、研修医1年目の井上翔太です。
前回の更新からかなり空いてしまいましたが、その分気合いを入れて書きますので、最後まで読んで頂けるとありがたいです。
今月は外科で研修を行っています。当院の外科はとても症例数が多く、消化器外科を中心に毎日様々な手術に入らせて頂いています。外科的手技や術後管理など、学ぶことが非常に多く、忙しくも充実した毎日を送っています。
さて、先日名古屋にて日本赤十字社医学会総会が行われ、研修医1年目3人(岡田、山本、井上)で「RED CROSS RESIDENT Super Arena in Nagoya」という研修医企画に参加してきました。提示された症例についてドクターG形式で議論し、良いディスカッションや面白い発言があったチームが表彰されるというものです。全国の赤十字病院から18チームが参加しましたが、運よく上位6チームの決勝に進むことができ、審査員賞を受賞しました!優勝は逃してしまいましたが、症例はどれも勉強になるものばかりで、他病院の研修医のレベルの高さに不勉強を痛感させられました。当日は味噌カツと手羽先に舌鼓を打ち、楽しい夜を過ごしました。
当院では研修医でも学会発表のチャンスがたくさんあります!3枚目の写真は、5月に肝臓内科で担当した症例を内科学会の近畿地方会で発表した時のものです。どの科の先生も熱心に指導して下さるので、初めての学会発表も不安なく臨むことができました。医学生の皆さんも、当院で研修される際にはぜひ学会発表を目標にしてみて下さい。必ず良い経験になると思います。その前に、卒業試験や国家試験の勉強も頑張って下さいね(笑)
次回以降の研修医リレー日記はもっと更新頻度を上げていきますので、ぜひご覧ください!少しでも興味を持たれた方は、気軽にいつでも見学にお越しください。たくさんの魅力が見つかるはずです!
2018年12月27日
はじめまして、リレー第2走者を務めさせて頂きます、研修医1年目の高原 律です。
今年の研修医は私を含めて14名、男性7名、女性7名とバランスの取れたメンバーになっています。姫路出身の人もいれば姫路に何のゆかりのない人まで様々です。4~6月は全員内科をローテートしていましたが7月からはバラバラになり、私は7月に小児科を、そして8月は日赤病院を離れ、高岡病院で1ヶ月間精神科を研修しております。
精神科では研修レポートで必須となる「統合失調症」、「気分障害」、「認知症」の3症例を割り当てられます。どの疾患も将来精神科に進まなくても関わる可能性の高い疾患ばかりで、中々自分で勉強や経験する機会は少ないのでこの1ヶ月はとても勉強になりました。とくに精神科の薬は依存性が高く、離脱症状などあるため薬の一つ一つの特徴を正しく理解する必要があり非常に勉強になりました。
また月に2回ほど先生について日赤病院にリエゾンに行く機会があり、そこでは特にせん妄について頂けます。入院自体が誘発因子になるためどの科に進んでも関わる疾患で、高齢であれば認知症との鑑別が非常に重要になります。実際の患者さんにお会いし、先生の診察を見学し、フィードバックして頂き、せん妄について知識を深めることができ貴重な経験になりました。ここまで精神科に特化した病院施設は少なく、皆さんも精神的なアプローチを自分の武器として持っておくことはこの先の医者人生にきっと役に立つと思います!
2018年8月3日
はじめまして、研修医1年目の久保田紗矢です。
今年4月から、同期13名とともに姫路赤十字病院で初期研修を開始しました。私は4~6月に3つの内科をローテートした後、現在は放射線科で研修を行っています。
放射線科では指導医の先生に付いて、読影やIVR介助、放射線治療の見学を行います。私は救急疾患の読影を主体に研修を開始しました。虫垂炎、イレウス、脳卒中など、研修医が一番に画像を見て診断するチャンスのある疾患ばかりで、自然と身が入ります。先生は初歩的な質問にも気さくに答えてくださり、日ごとに自分の画像の見方が変わっていくのを実感できました。読める!という気持ちが、次の読影の意欲につながり、良いループを生じています。
ほとんどの診療科において、画像検査は診断・治療に不可欠なツールであると思います。専門医の先生から直接、読影の手ほどきを受けるチャンスを、ぜひ皆さんも活用してみてください!
こんにちは。研修医1年目の宮脇です。私は5月に消化器内科で研修させていただきました。
姫路赤十字病院の消化器内科は午前中に上部消化管内視鏡、午後に下部消化管内視鏡やERCPなどを行い、その他の時間で病棟業務を行っています。研修医は指導医の先生について内視鏡の介助や病棟業務を指導していただきます。先生方はかなりお忙しいにもかかわらず、研修医の質問にも丁寧に答えてくれるので、とても勉強になります。内科も興味があるし、手技もしたいという私にとってはとても充実した研修でした。
研修病院を迷っている学生さんがいましたら、是非一度姫路赤十字病院に見学に来てください。
姫路赤十字病院 研修医一年次生 宮脇 規壽
研修医2年目の仲嶋です。今回は小児科での研修についてご紹介させていただきます。
当院の小児科は西播地域の一大拠点として、たいへん幅広い医療圏をカバーしております。患者さんの数も大変多く、一般・NICUを合わせた入院数が年間で3000弱あります。これだけ症例があれば、研修で暇になっちゃう・・・なんて心配は無用ですね!小児科でバリバリ研修したいと考えている医者のタマゴの皆さん、ぜひお待ちしています。
今ぼくは小児科の一般病棟で研修をしていますが、当院の小児科は4チームでそれぞれ診療を行っています。指導医、レジデント、初期研修医の主に3-4名での構成です。毎日朝は病棟の患者を回診して、朝のカンファレンスで前日の入院患者を紹介し、その後からチームでの回診という流れです。お昼は小児科みんなで食堂で食べます。スタッフ同士仲が良く、すべての先生と気軽に意見交換ができます。
お昼の後は、新入院の患者の対応をしたり、救急患者の対応をしたりします。
夕方は朝と同様に個人的に回診をした後、チーム回診をします。患者の一日の状態を振り返り、指導医の先生に意見を仰ぐ大切な時間です。
週に一度、その週の入院患者について全員で振り返る病棟カンファレンスも行っています。診断から治療に至るまで、自分がどう考えたかを発表し他の先生からフィードバックをもらいます。このように、病棟の患者にはチームだけでなく全員で診療にあたっていて非常に密度の濃い診療が行われています。
夜の業務として救急当直があり、初期研修医はおおむね月4回ほど当直をしています。上級医の先生と2人で救急対応をしています。実は、この日記も当直の空き時間に書いています(笑)。熱性けいれんや胃腸炎といったcommon diseaseや慢性疾患の増悪など、幅広い疾患に対応しなくてはならないので責任重大です。責任を肩に背負って子供たちを救う先生方の姿は本当に素敵で、こんな医者になりたい!とあこがれるばかりです。ぼくも今できることをしようと思い、ルートを迅速にとったり、問診を詳細にしたりと丁寧な診察を心がけています。また、時間があるときには子供の緊張をほぐしてあげられるよう、にこやかに雑談を交えながら診療しています。当直中の写真をお見せします。写真撮影に際して、患者さんにご協力いただきました。大変ありがとうございます!
これまでご紹介した通り、当院の小児科ではタテヨコの連携が濃密で、頻繁にフィードバックを得られるような万全の教育体制が準備されています。小児科を志している学生の皆さんはもちろん、小児に関係のある診療科目を目指しておられる皆さんにも自信を持ってお勧めできる研修病院だと思います。この記事で少しでも興味を持ってくださった方、まず見学から始めてみませんか?お待ちしています!
初めまして、姫路生まれ姫路育ちの『ひめじん』皮居巧嗣です。
高知大学を卒業後、地元姫路に帰り、研修医2年目として頑張っています。姫路といえば姫路城。姫路にお越しになった際には是非行ってみてください。
姫路赤十字病院は姫路の枠を超えて播磨圏85万人の医療を担っており、色々な疾患を経験することができます。先生方もやさしく、熱心に指導してくださいます。手技の面でも、できるようなことがあれば、任せてもらえます。研修医も2年目14人、1年目15人おり、大人数で和気あいあいとやっております。
これをご覧になったあなた、優しい先生方、スタッフさんと一緒にこの姫路赤十字病院で働いてみませんか?病院見学などふくめ研修医一同お待ちしております。
尚、来られた際には姫路城を訪城することを強くお勧めします。
こんにちは。
初期研修医2年目の志水です。
私は今、地域医療研修で鹿児島県徳之島にある宮上病院で研修させていただいています。
宮上病院では、外来、入院、訪問診療など、先生方と一緒に患者さんを診させていただいています。高齢化が進み交通機関も発達していない徳之島では、訪問診療がなくてはならない医療形態となっており、たくさんの患者さんのお宅に訪問しました。
病院で診療しているだけでは分からないであろう患者さんの生活背景(家族の協力や空調、衛生状態など)を見ることができ、これもお宅に直接出向くことで得られる情報だと思いました。
徳之島の方はとても元気で、笑顔がまぶしいです!こちらも癒されます。良い研修ができました。
姫路日赤の先生方のご理解と、受け入れてくださった宮上病院のおかげでこのような貴重な経験がつめたこと、本当にありがたいです。
地域医療研修後半は姫路市内の病院やクリニックでの研修になっており、こちらも楽しみです。
p.s.晴れた日には西海岸の夕陽を見に行きました。絶景です!
初めまして、臨床研修医一年目の姫路生まれ姫路育ちの「ひめじん」井上悠です!
僕は今整形外科をローテさせていただいています。姫路赤十字病院の整形外科は基本的に毎日手術があり、たくさんの症例を経験できます。また、大腿骨転子部骨折のγネイルなどは、上級医の先生の指導の下、執刀させて頂くこともあり大変貴重な経験になりました。
先生方も大変気さくで愉快な方も多く、仕事はもちろんプライベートでも大変仲良くなることができ、公私ともに師匠のような感じです(笑)
姫路赤十字病院で研修を考えているみなさんはぜひとも整形外科をローテすることをおすすめします!
こんにちは。研修医1年目の山本です。
研修医として働く第一歩の4・5月、私は産婦人科で研修させていただきました。姫路赤十字病院の産婦人科では、産科と婦人科の両方をバランスよく経験できます。
産科では、ハイリスク分娩がほとんどで、切迫早産で入院された妊婦さんを入院時から出産にいたるまで担当させていただくことが多く、出産の時にはひとしおの感動を味わいました。産婦人科での研修最終日に、緊迫した陣痛室の中で、吸引分娩を目の前で介助させていただいたことも忘れられない経験となりました。
手術日は週に4日あり、婦人科腫瘍の手術から帝王切開に至るまで、さまざまな手術を行っています。研修医は第2助手として、ほとんどの手術に参加します。助手としての役割を基本から教えていただき、自分でできることは何かを考えて実行し、そのつど改善点を指導していただきます。
ほかにも、広島で開催された日本産科婦人科学会に参加したり、研修の終盤には、先生方に焼肉に連れて行っていただいたりと、日々の病院での研修だけでない院外活動も盛んです。そして、不安な研修医生活のスタートで私が最も救われたことは、産婦人科全体の雰囲気がとてもよく、先生方や看護師さん、助産師さんがいつも気にかけてくださり、声をかけてくださるので、毎日とても気持ちよく働くことができるということです。比較的忙しい研修ですが、とても充実しています。
この日記をご覧になっている学生の皆さん、是非一度、姫路赤十字病院にいらしてください。お待ちしています。
2年目のトップバッターということで、研修内容は今後のリレー日記に託すとして、今回は、研修以外の部分について紹介していきたいと思います。
なんといっても、研修医1年目が楽しみにしているのは、病院主催の旅行です!
この旅行では、東京ディズニーランドや、USJ、温泉旅行を選ぶことができます。昨年は、1年目全員でディズニーランド2泊3日旅行に行き、同期の親睦を深めることができました。
また、病院所属の部活動も盛んで、野球部やサッカー部、バスケ部、テニス部など様々なスポーツをすることができ、年に1回近畿の日赤の球技大会に出場することもできます。昨年の大会では、卓球部が全国優勝となりました!
このように、病院業務以外で息抜きもしつつ、しっかりと学ぶ環境が整っています。
この環境の下で、来年から始まる後期研修に向けて、着実に力をためていけるよう日々努力し、自分の理想像に近づいていきたいと思います。 それでは、次の研修医の更新をお楽しみに。
こんにちは。研修医1年目の宮下です。
私は、今、病理診断科で研修をしています。
今回は、病理診断科での研修についてお話しようと思います。
まず、病理診断科の研修で行っていることは、主に手術検体の切り出し・病理診断・病理解剖です。
「病理診断なんて、いきなりできるの?!」
って思いますよね。
病理診断をしていこうと思うと、まず正常を理解することから始まりますよね。
それに、病理診断が扱う科はすべての科なので、すべての科の知識をもっていなければならないのです。
余計に診断なんてできない気がしてきた、、、
と思うのは当たり前だと思います。
しかし、姫路赤十字病院の病理診断科の研修ではわからないことがあれば、病理専門医の先生に質問でき、どのような内容の質問でも丁寧にやさしく教えていただけます。
それに、質問もしやすい環境なんです。これは意外に大事なポイントですよね。
先生に直接教えていただけることで、毎日知識が定着していくのを感じられると思います。
病理診断は、内科・外科・マイナー科すべての科にまたがるものなので、病理医になりたい!という人以外も、ぜひ、ぜひ、研修をされてみてください!!
以上、私からのメッセージでした。
1年目研修医の朝日美希です。入社から1か月が経ちました。
白衣に貼られた「医師」という文字を見る度に、いまだにピリッと気が引き締まります。
私は消化器内科から研修をスタートしました。消化器内科の先生方は毎日忙しそうに働いていますが、内視鏡の合間にいろんなお話を伺うことができました。現在各内科には2,3年上の若手の先輩がいるので、なんでも質問しやすてくとてもいい環境です。点滴に薬剤をつなぐ等の基本的な仕事でも、国家試験を終えたばかりの私にはわからないことばかりだったので、時間がかかっても教えてくれ見守ってもらえる環境がとてもありがたいと思いました。まだまだ教えてもらうばかりですが、早く戦力になれるように仕事と勉強を頑張ります。
写真は
6年目の姫井先生指導の下3年目の木村先生に内視鏡を入れるふり
消化器内科の先生方と研修医
です。
私は4月から6月までの3か月間小児科で研修させてもらっております。
小児科での研修は入院患者の診察から処置を3‐5年目の先生方に指導して頂きながら、させて頂いています。また副直として上級医と共に日直・当直にも入らせて頂き、救急外来での初期診察・治療を学ぶことができます。
小児科は先生方もすごく優しく、指導体制もすごく整っていて、多くのことを楽しく学ぶ事ができます。また、common diseaseはもちろん、幅広い疾患を経験することができ、本当に有意義な研修生活を送っています。
飲み会なども部長の久呉先生を筆頭に楽しい先生ばかりで大変楽しいです!!
初めまして。岡山大学出身で初期研修医1年目の野木祥平です。記念すべき研修医リレー日記の1番を任され、ちょっと緊張しています。
さて、今年は4月3日に入社式があり、研修医13人、研修歯科医2人の計15人という沢山の仲間に恵まれて研修をスタートさせることが出来ました。これから苦楽を共にしていき絆を深め、互いに切磋琢磨できるような存在になればと思います!
話は変わって入社後の予定ですが、4月11日までオリエンテーションとして、日本赤十字社についての説明、基本的なカルテの使い方や手技の確認、チーム医療を進めていくための他職種の方々による研修など、盛り沢山な内容となっています。
そして12日からはいよいよ各自の研修ローテーションの始まりです!今は期待と不安で胸がいっぱいですが、研修医1年目らしく元気よく精一杯頑張りたいと思います。 それでは次の研修医の更新をお楽しみに!