病院全体に関連する指標

姫路赤十字病院 医療の質 臨床指標

病院全体に関連する指標

医業利益率
分子 医業収益-医業費用
分母 医業収益
指標の説明

医業利益率は、収益に対する損益の割合を表すもので、病院の収益性・採算性を分析する際に用いられる指標です。質の高い医療を継続的に提供するためには、一定の利益率を維持していくことが求められています。

病床稼働率
分子 延入院患者数
分母 病床数×365日
指標の説明

病床稼働率とは、実働病床数に対して、入院患者がどのくらいの割合で入院していたかを示す指標です。入院を必要とする患者さんのために病床を効率的に利用することが求められています。

平均在院日数
分子 年間在院患者延数
分母 (年間新入院患者数+年間退院患者数)/2
指標の説明

患者さんが平均で何日間入院しているかを示す指標です。在院日数を短縮するには、適切な治療だけでなく、退院に向けて地域の病院・診療所・施設などとの連携強化が必要になります。

退院後4週間以内の予定外再入院率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 退院後4週間以内の予定外再⼊院患者数 218 240
235
分母 退院患者数(死亡退院除く) 15,975 16,348 14,372

※DPC対象患者に限る

指標の説明

退院後に比較的早くに再入院するケースとしては、その前の入院時の治療が不十分であったことや、指導が十分されず状態の悪化を招いたなどの要因があります。医療の質改善のために、入院期間や治療期間が適切であったかなどの検証が必要となります。

死亡退院患者率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 分母中、死亡退院患者数 369 320
259
分母 退院患者数 17,576 18,054 14,714
指標の説明

当院を退院された患者さんのうち、死亡された患者数の割合です。死亡退院患者率は、医療施設の特性(患者さんの年齢や疾病の種類、救急搬送症例数、重症度など)が異なるため、医療機関間で医療の質の良し悪しを比較できるものではありませんが、経年変化を継続的に分析して、医療の質向上に役立てるものと考えています。

死亡患者中、入院後24時間以内に死亡した患者の割合
H30年度 R1年度 R2年度
分子 入院後24時間以内に死亡した退院患者数 107 94 65
分母 死亡退院患者数 369 320 280
指標の説明

死亡された患者さんのうち、入院後24時間以内に死亡された割合を表しており、急性期医療を担う病院ほど重症患者の受け入れが多くなり、高い値となりがちです。経年的な変化に着目し、改善点の検討を行ってより多くの患者さんを救命できるよう努めることが重要です。

剖検率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 剖検数 11 10 2
分母 死亡退院患者数 369 320 259
指標の説明

剖検率とは、入院中に死亡された患者数に対する病理解剖(剖検)された患者数の割合をいいます。剖検では生前の診断は正しかったのか、どのくらい病気が進行していたのか、治療の効果はどれくらいあったのか、といったことを判断します。また、剖検結果は、医師の卒後教育や将来の診療に役立つため、剖検率は医療の質を反映しているといえます。

職員の健診受診率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 分母中、受診者数 1,177 1,205 1,214
分母 職員健診対象者数 1,181 1,209 1,217

※職員健診対象者には病欠・育休等は含まない

指標の説明

健康診断は、職員の安全と健康を確保するために、対象となる全職員に実施することが義務付けられています。特に、我々病院職員は、直接患者さんと接する機会が多い為、日ごろから各自で健康管理を行うことが重要です。

職員の非喫煙率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 分母中、非喫煙者数 1,127 1,172 1,161
分母 職員健診対象者数 1,181 1,209 1,217

※職員健診対象者には病欠・育休等は含まない

指標の説明

この非喫煙率は、職員の健康に対する意識を表す指標となっています。現在、病院としては、病院の敷地内での禁煙を徹底しています。また、職員に対しては、禁煙教室をすすめるなど啓蒙を強化していきます。今後もこの数値が上昇していくことを望みます。

職員のインフルエンザワクチン予防接種率
H30年度 R1年度 R2年度
分子 インフルエンザワクチン予防接種職員数 1,271 1,202 1,211
分母 全職員(派遣・委託職員除く) 1,294 1,250 1,294
指標の説明

病院職員のインフルエンザワクチン予防接種率は、患者さんの安全にかかわる問題です。医療を提供する職員がかかれば、その職員から感染してしまう可能性が高くなるからです。 定期的に予防接種を受けることが、患者さんの安全につながります。今後も、より多くの職員が接種するように啓蒙していきます。