

「自らを省みて考える」と意味するリフレクション(省察)。この言葉をキーワードとした日本赤十字社看護職員の育成方針のもと、姫路赤十字病院では「屋根瓦式教育体制」を導入しています。教える側と教えられる側、その双方が成長を実感しながら、共に学ぶ『共育』を合言葉に「育み育まれる組織づくり」を目指しています。
少しずつ重なり合うことで強度が増す屋根瓦のように、「教え、教えられる」ことで厚いつながりを持てるチーム体制です。研修責任者・教育担当者・実地指導者・シスターブラザーをはじめ、部署の師長・係長・チームスタッフ全員で「みんなの後輩」として新人看護師の成長をサポートします。教わる側だけでなく、教える側も自らの看護実践へのリフレクションを通して学ぶことができます。お互いが成長を実感しながら共に学び合う「育み育まれる組織づくり」を目指し、看護職員全体の能力向上に繋げることができます。